45歳からの腐”活動

主にBL本の読書感想を書いています。たまにソロ活も。

年末年始に読んだもの

こんにちは。八櫻🐰です。

2023年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします(*'▽'*)

今年もBLらい腐、楽しんでいきます!読書記録ものんびり続けて行く所存であります!

 

年末年始は久しぶりに家族で過ごすお正月となり、読書も傍に置いておりました。

ひとり時間を満喫していた12月中旬、1月に入ってからはぼちぼち読んだものをご紹介します。

(最近は図書館で借りることも多く、二週間の期限に慌てて読むこともしばしばです)

 

1、特別な友情〜フランスBLコレクション〜

 1800年代〜の作品。数名の作家、抜粋もあったが大変読みやすく、興味深かった。

 通信や交通網など、今では考えられないような生活に心を惹かれる自分がいた。

 ヴェルレーヌランボーの関係はドキドキした。

 

2、パブリックスクール

 半分ほど読み、寝かせ中。。。なぜか?先が気になるのに苦しくて。進まない。

 礼がイギリスに滞在して、日本での展覧会に出展するアーティストの交渉をするが。。。

 うまくいかないことだらけで切ない。いつになったら読み切れるだろうか。 

 

3、セカンド・セレナーデ、センチメンタル・フレンド

 木原音瀬先生の作品を、とにかくたくさん読みたい!

 20年ほど前の作品で時代を感じる表現もあるが、登場人物が魅力的⭐️

 そして飾らない”嫌な奴”が出てくる。あ、私も生きてていいんだって思える。

 

4、ドリアン・グレイの肖像

 オスカー・ワイルドの作品。きっとBLにハマらなければ一生読むことはなかっただろう。

 19世紀イギリスでは同性愛は処罰対象だったため、そのような表現は本文の中にはない。

 しかし、推測はできる。

 何よりワイルド本人が同性愛者だったそうで、ドリアンに自分を重ねているとか。

 文章は現代語訳でわかりやすいにもかかわらず…難しかった。

 

5、朝日のあたる家

グイン・サーガを読んだことはないが、耳にしたことはある。とてつもない長大な作品を書かれる栗本薫先生。今日のBLの礎とも言える作品で、4、50年前にこのような作品を書かれていたことに驚く。描写的にはソフトだが同衾シーンもある。

通信手段が固定電話のみ。そんなところにも惹かれた。

 

〜漫画〜 記憶に残ったもの、数冊

6、僕らのミクロな週末 丸木戸マキ

世界が終わるーーーー!その時人はどう行動するか?こんなことになったら自分はどう振る舞うのだろう。ありえない話ではないな、と考えさせられた。

 

7、「にやま」先生の作品

おまわりさんシリーズ。明るいキャラクターにほっこり。作品の雰囲気が好きな先生です。

 

8、ワンルームエンジェル はらだ

ななななな汗。すんごい読後感。この気持ち、どこに向かったらいいの?

このような作品は初めてで、はらだ先生も初めてで。”カラーレシピ”も読んでみたいような…今の所勇気が出ません。

 

9、ブルースカイコンプレックス 市川けい

なんか、よかった。お互いを大大大好きなのは他の作品と変わらないけれど、2人の考え方や生き方に共感し、かっこいいなと思った。

 

10、風と木の詩 竹宮恵子

愛蔵版を図書館で借りる。

この作品、本当に素晴らしいです!!上記にある栗本薫先生も影響を受けたそうです!(挿絵が栗本先生著の”翼あるもの”の表紙になっていた)

4、50年前の作品とは思えない。繊細な絵、少年たちの心理、絵も話も全く古さを感じない。

舞台は1800年代、フランスの田舎にある寄宿学校(男子校)のお話。

『特別な友情』をほのかに思い出しながら、2人の少年がそれぞれの思いを抱えながら幸せになっていく様を、痛々しくもありながら深く感動しながら読み進める。

何とも切ない辛い最後。“生きる”を考えさせられた。

カラーページの絵の美しさにうっとり🌱

 

 

以上、覚書でした。”朝日〜”はいずれ感想を書きます!

では、また🐰