45歳からの腐”活動

主にBL本の読書感想を書いています。たまにソロ活も。

春のお庭(2024/3/10)

こんにちは。八櫻です。 暖かくなってきた?と思ったら冬に逆戻りのようなお天気。そしてこのところの悪天候、どーにかならないですかねぇ。 またまた更新が滞ってしまいました汗 それなりに読書は進めておりまして、図書館では「ジャクソンひとり」「デーミ…

背中を預けるには3、番外編、外伝

こんにちは。八櫻です。 本日は先日の続き、小綱実波先生、背中を預けるには3巻、続く番外編と外伝の感想です。 1・2巻の感想は下記にございます。 fu2katsudover45.hatenablog.jp まずは本編最後に当たる3巻から。 背中を預けるには 3【電子特別版】 (ルビ…

月村奎先生①

こんにちは。八櫻です。 昨年(2023年)の5月に初めて手にした月村奎先生の本。冒頭からスッと流れ込んでくる文章で、一気にファンになりました。初めての本は図書館本でしたので30年ほど前の作品ですが、とても、とてもよかった!その後もコンスタントに読…

2023年、下半期(漫画)

こんにちは。八櫻です。 2024年、今年もよろしくお願いいたしますm こちらの記事は本来去年のうちに書き終わるつもりが年越しをしてしまいました。。。 さて、2023年はBLを嗜む上でとても楽しく充実した1年となりました。反省点は小説をなかなか読めなかった…

背中を預けるには 1・2 (小綱実波)

こんにちは。八櫻です。 ここのところ更新が滞っております。一番の原因は「読むのが遅い」!! 読書に慣れ親しんでいない自分を責めても仕方がないので、自分のペースで楽しむしかないです。感想ブログも続けたいからがんばろうっと 今回選んだのはこちら。…

小説Dear+(季刊誌)

こんにちは。八櫻です。 本日は雑誌です!! 昨今小説の市場が細くなっているようで、先日J庭の記事で触れたJUNE全盛期の頃に比べると部数もかなり減っているようです。 数年前に小説b-boyも廃刊になって今現在はDear+(年4回)とChara(年2回)だけのようで…

J.GARDEN54に行きました

こんにちは。八櫻です。 本日は、『J.GARDEN54』に参加してきたよってお話です。 J.GARDEN54パンフレット まずはJ.GARDENについて。 創作JUNE系同人誌即売会。 ※JUNEとは→日本で初めて創刊された女性向け男性同性愛の専門誌。 ※同人誌とは→同じ趣味や志を持…

友達じゃいやなんだ(小林典雅)

こんにちは八櫻です。 本日は、今年出版の本です!小林典雅先生初めまして。 友達じゃいやなんだ (ディアプラス文庫) こちら、“国民的スター”シリーズの主役「真中旬」の同級生という設定です。(スターシリーズ未読です、すみません。)あとがきで典雅先生…

木原音瀬先生 ②

こんにちは。八櫻です。本日は木原音瀬先生の2回目。 またまた図書館本のまとめです。(これでほぼ読み終わりました) fu2katsudover45.hatenablog.jp ①美しいこと (講談社文庫) 寛末(33)×松岡(28) 同じ会社で勤務している同士。面識がないまま、松岡の趣味“…

殺しのアート 1〜2(ジョシュ・ラニョン)

こんにちは。八櫻です。本日は初の海外ものです! 既刊4巻、本日は2巻までの感想、いきまーす。(9月に5巻発売!!) 殺しのアート(1) マーメイド・マーダーズ (モノクローム・ロマンス文庫) FBI捜査官で美術犯罪班 ジェイソン・ウエスト(33) 行動分析…

2023上半期ベストー漫画

こんにちは。八櫻です。 本日は、2023年上半期に『読んで良かった漫画本』をご紹介します。ほぼ既刊です。 年代も系統も様々。うん、この作品好きという、完全自己満足の世界で感想書かせていただきます!(敬称略) ①ワンルームエンジェル【電子限定特典付…

はじめてのBL展

こんにちは。八櫻です。 本日は先日訪れた『はじめてのBL展』の感想です。 大型の幕 こちら、5/20〜7/16 まで角川ミュージアムで開催されました。 まず入り口に↑の大きな幕。うっとり〜〜〜(入場後も以外写真でした) 入場するとすぐ、映画やドラマなどの映…

♫コラボカフェに行ってきました

こんにちは。八櫻です。 本日は『コラボカフェ』へ行ってきました、というお話です。 初参戦ってこともあり、興奮の早起き。うとうとにまにま。 まずはここに至るまでの経緯を簡単に記しますと、”コラボカフェ”存在を知ったのは4月。調べると色々出てくるで…

木原音瀬先生 ①

こんにちは。八櫻です。 ブログの書き直しや整理が中途半端なのに加え、OSが古い自分のパソコンではてなブログが使えなくなり…更新が滞っております汗 本日はいつもと趣向を変えて、一人の作家さんにスポットを当てます。 わたしの愛してやまない『木原音瀬…

朝日のあたる家 I〜Ⅴ(栗本薫)

こんにちは。八櫻です。今回はシリーズもの。 朝日のあたる家〈1〉 (角川ルビー文庫) 人間というものは、なんと無力なのだろう。なんと無知でなんと思いあがっていて、なんと愚かなのだろう。 年末から1.5ヶ月で5冊、図書館で借り読み終わりました。以前感…

年末年始に読んだもの

こんにちは。八櫻です。 2023年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします(*'▽'*) 今年もBLらい腐、楽しんでいきます!読書記録ものんびり続けて行く所存であります! 年末年始は久しぶりに家族で過ごすお正月となり、読書も…

箱の中(木原音瀬)

こんにちは。八櫻です。本日は、BL小説家の中で一番好きな作家、木原音瀬先生の作品をご紹介します! 箱の中 【講談社版】 (講談社文庫) ここに来るのが嫌だから捕まらないようにしよう、(刑務所のやり方では)悪いことをして反省する人は少ないのではない…

翼あるもの 上・下(栗本薫)

こんにちは。八櫻です。今回ご紹介の本は、昭和中頃の話です。 翼あるもの (上) (文春文庫 (290‐4)) 栗本薫先生といえばコレ!という代表作がいくつもあるようですが、私は手に取ったことがなく初めましてです。この本が書かれたのは40年以上前のようですが…

異世界の沙汰は社畜次第1〜3(八月八)

こんにちは。八櫻です。本日はこちら。 異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画 BLにハマる前から、どこかで聞いたことがあるタイトル。評価も高い!ということで購入したのですが、なかなか手をつけることができずにいました。 ところが読み始めたところ…

交渉人シリーズ1・2(榎田尤利)

こんにちは。八櫻です。本日はこちら。 交渉人は黙らない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS) 交渉人は疑わない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS) どんな小さなトラブルでも、当人にとっては大きな問題であり、心痛の糧となるのだ。(〜…

毒を喰らわば皿まで〜その林檎は齧るな〜(十河)

こんにちは。八櫻です。 近頃漫画ばかり手にしており、更新が滞っていました。本日はこちら。 毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ (アンダルシュノベルズ) 『毒を喰らわば皿まで』シリーズ第二弾です。1冊目で完結しているので( ; ; )続きという訳…

〜BL沼について〜

こんにちは。八櫻です。 本日は個人的なこと。BLに出会ってから今までどんなことを思い考えたか、などなど書きます。 〜〜なぜBLにはまった??〜〜 プロフィールでも触れていますが、改めて記します。 数年前からドラマやアニメでBがLする作品を目にする機…

はなれがたいけもの(八十庭たづ)

こんにちは。八櫻です!今回は完結していないシリーズものです。 はなれがたいけもの(1)【イラスト入り】 既刊5冊をノベルズで手に入れました。ずっと紙の本で欲しいと思っていました!二段に分かれていて読み応えがありました。個人的な意見ですが、改行が…

パブリックスクール1・2(樋口美沙緒)

こんにちは。八櫻です。本日はこちら。 パブリックスクール ―檻の中の王― (キャラ文庫) 現在6巻まで発売していますが、今回は1、2巻の感想です。 はじめに、パブリックスクールとは… 中世ラテン文法学校を起源とするイギリスの寄宿制の私立中等学校 だそう…

フェロモン探偵1〜4(丸木文華)

こんにちは。八櫻です。本日は、実に興味深いタイトルのこちら。 フェロモン探偵全11冊合本版 【電子特典付き】 (講談社X文庫) シリーズ11巻まで出ております。今回は1〜4の感想です! 夏川映(26)、探偵。童顔、華奢で低身長。美少年好き。 如月雪也(…

銀の鳥籠(更紗.)

こんにちは。八櫻です。本日のご紹介本はこちら。 【合本版】銀の鳥籠 [上巻] (FG Mercury) 安達彰吾(中二)、下校中に拉致される。 気づいたら船の中にいた。それから数十日、停泊するたびに子供が乗ったり降りたりを繰り返す。自分はいつまでたっても降ろ…

王朝ロマンセシリーズ1〜4(秋月こお)

こんにちは。八櫻です。本日は2002年に発売されたこちら。 王朝春宵ロマンセ 全4巻セット (キャラ文庫) どんなに尊い血が流れていようと、人間であることに変わりはない以上、喜怒哀楽も人並みなのだ。(在原業平) 平安時代もの。BLで歴史も取り入れましょ…

傭兵の男が女神と呼ばれる世界3(野原耳子)

こんにちは。八櫻です。前回の続きです。 傭兵の男が女神と呼ばれる世界3 (アンダルシュノベルズ) 他人だと思ったから、仕方ないと思って見殺しにした。それが最愛の妻子だとは想像もせず。自分自身の想像力の欠如、他者への思いやりのなさが妻と娘を殺した…

傭兵の男が女神と呼ばれる世界1・2(野原耳子)

こんにちは。八櫻です。本日の読書本はこちら。 傭兵の男が女神と呼ばれる世界【1周年記念版SS付き】 (アンダルシュノベルズ) それでも、自分を殺したいくらい許せなくても、目を覆うほど醜くても、まだ死ねないのなら、生きていくのなら、自分の醜さをどこ…

毒を喰らわば皿まで(十河)

こんにちは。八櫻です。本日はこちら。 「1度目の失敗は模索でいい。だが2度目も失敗するならば、それは既に失敗ではなく間違いだ。方法を根本的に誤っている。…3度目も同じ方法で挑むのは、凡策のきわみだ」(アンドリム) 一風変わった異世界転生ものです…