こんにちは。八櫻🐰です!今回は完結していないシリーズものです。
既刊5冊をノベルズで手に入れました。ずっと紙の本で欲しいと思っていました!二段に分かれていて読み応えがありました。個人的な意見ですが、改行が多いので紙の方が読みやすいかも?と思いました。
自分の身は自分で守る
自分の食べ物は自分で調達する
自分の衣服は自分で買いそろえる
自分の生活は自分で維持する(ディリヤ)
ディリヤ…赤毛赤い目を持つ人間アスリフ族。自分の身を立てるため、戦争中は諜報員などをしていた。
ユドハ…金狼族。兄スルド亡き後の国王代理。優しく逞しいオス。
アシュ…ディリヤの子。素直でかわいい男の子。容姿は金狼族。
戦争中ディリヤは刺客として敵(金狼族)の内部に侵入し、王に体を預けることで油断させ暗殺せよ、との命を受けていた。
しかし暗殺はできず、子を宿してしまう。それから6年、ディリヤは1人で子を産み慈しんで育てていた。
一方ユドハは赤毛のアスリフ族を必死になって探し続けたが、祖母に当たる太皇太后に先を越されディリヤたちを奪われてしまう。
ユドハは誠実で平等な政治をしようとする一方、太皇太后は昔からの勢力に頼り偏った考えを持っていた。もちろん人間を信用しない彼女はディリヤを認めず、孫のアシュをかわいいとも思わない。
お城に連れてこられたことで行き場を失いかけたディリアだったが、ユドハとその姉エドナの深い理解の元で守られ、徐々に心を開いていくようになる。
アシュの父親に関してはここでは伏せようと思います。ユドハの思いが届きますように。ディリヤが幸せになりますように。そう思いながら読んでいました。
1巻ではその両方が満たされ満足です(^-^)
冒頭の引用は、ディリヤがユドハに今まで自分はこうして生きてきたのに、ユドハのそばにいると甘えてしまう、という場面でつぶやきます。
いちいち自分に置き換えることもないのですが…全くできていないなぁと情けなくなります。基本ですよね。頼ることが当たり前の考えで我ながら恐ろしいなと思いました。
ここでお話しは一区切りついた感じですが、家族も増えたことですし次巻以降は子どものお話、王位継承の話、などがメインになるのかな。
ここで謎の、、、『読んだら終わってしまう』心境になり、2巻へ進めずにいます汗
みやしろ先生の緑土なすもそうなのですが、読もうと手に取り…読み始め…う〜〜〜んやっぱりまだだめ!と閉じてしまうのです。
モッタイナイ感じがしてしまうのです。
読まずに積み本が増えていくばかりですが、”いまでしょ!”という気分になったら手に取ろうと思っています。
はなれがたい、はまだまだ続くようです❤︎佐々木久美子先生の絵ももふもふの感じがたまらなく良きです。