45歳からの腐”活動

主にBL本の読書感想を書いています。たまにソロ活も。

友達じゃいやなんだ(小林典雅)

こんにちは🐰八櫻です。

本日は、今年出版の本です!小林典雅先生初めまして。

友達じゃいやなんだ (ディアプラス文庫)

友達じゃいやなんだ (ディアプラス文庫)

 

こちら、“国民的スター”シリーズの主役「真中旬」の同級生という設定です。(スターシリーズ未読です、すみません。)あとがきで典雅先生も書かれていますが、未読でも十分楽しく読めます!

 

汐入佳人(27)…フリーライター

堂上哲也(27)…大手企業勤務、元バスケ部のイケメン。モテ男。

 

2人は高校の同窓会で再会。

佳人は芸能人になった旬や、校門で出待ちされるイケメンの堂上などとはカーストが違う、地味キャラで自分のことなど誰も覚えていないだろう、と参加した。

堂上は高校時代から気になっていた佳人に会えるかもしれない、と期待する。

2人は同席になり、高校の頃よりお互いを身近に感じながら会話を楽しめた事に喜びを感じる。堂上は2次会参加を断った佳人を追いかけて一緒に帰ることに。

 

“顔よし頭よしスポーツ万能“ く〜〜〜きましたね〜〜〜✨会社でもモテモテ、隠し撮りされSNSに投稿される被害を受ける!なのに怒らない〜〜〜〜んもーできた人。

それに対しての非モテ自己評価低めの佳人くん。そんな彼は結構ちゃきちゃきした性格なんです。拗らせているわけでも卑屈でもなく。元気をもらえる愛されキャラでした。低身長なのも萌ポイントでした!

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SNS投稿被害の話をきっかけに、堂上の偽恋人として振る舞うと約束する佳人。会社帰りに待ち合わせをして食事をしたり。

そんなことを続けているうちにいつか来る堂上の結婚に“嫉妬”を感じ、胸の痛みを認識する佳人。初恋がやってきた。

堂上は恋人の“フリ”でも十分嬉しくて、9年の時を経て憧れの人とこんなに近づいていることを高校生の自分に伝えたい!と興奮。

 

この後多少のすれ違いもあったけど2人の気持ちが通じあい、ゆっく〜りハッテンしていきます。

 

物語は大きく2つに分かれていて、佳人視点と堂上視点になっているのも良かったです。特に後半は時間軸が前後に揺れて、それに伴い堂上クンの心情の移り変わりも見れて楽しかったです。

初えちは、なんとまー👀な場所でびっくりしました^o^

 

小林典雅先生は初めて読みましたが、とても読みやすく、クスッと笑える場面もたくさんあり楽しく一気読みでした。ほのぼのしていて後味も良かったです。