こんにちは。八櫻🐰です。
ここのところ更新が滞っております。一番の原因は「読むのが遅い」!!💦
読書に慣れ親しんでいない自分を責めても仕方がないので、自分のペースで楽しむしかないです。感想ブログも続けたいからがんばろうっと😆
今回選んだのはこちら。
グラヴィス(青年〜37) 王弟殿下。瞬間移動の異能を持つ。最愛の友人イオニアを戦争で亡くす。
レオリーノ(〜18) イオニアの生まれ変わり。類稀なる美貌。貴族。
◉ファノーレン王国。軍事力・経済力共に強大な力のある国(舞台はヨーロッパ風)
18年前の戦争でイオニアは戦士した。
彼は平民でグラヴィスの幼馴染であった。触れた物を破壊する異能の持ち主だったため、王家グラヴィスの護衛役として近くにいた。
幼い頃からお互いを認め惹かれあった2人だが、歳を重ねるうちにそのような感情は捨てなければと苦しむ。王家の人間は子孫を残す義務があるのだから。
それでも絆は深く、イオニアに恋人ができてもその思いは変わらなかった。
それを戦争が壊してしまった。グラヴィスの目の前でイオニアは命を落とす。
生まれも育ちも違うからこそ惹かれあったのかもしれませんが、立場の違いで悩み諦める心情は辛いものがあります。引き裂かれる思いにしんどさを覚えながらも、冒頭のレオリーノとの蜜月シーンにたどり着くのを頼りに読書は続きます。
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イオニアが死んだその日、近くブルングウルト領にてカシュー家四男として生を受けたレオリーノ。イオニアと同じ菫色の瞳と誰もが圧倒される美貌を持ち、籠の中の鳥のように大切に育てられる。
12歳の時、塀の上から落下する事故に遭い脚に大きな怪我を負う。
しかし数年リハビリに励んだ末、自分の足で立つことができるようになる。走ることも長時間同じ姿勢を保つこともできない上、すぐ発熱したり病弱なところがあるが、ひたむきな努力のおかげで1人で歩けるまでに回復した。とある使命のため強くそして自立したいとの思いを持つ。
レオリーノくんが純粋で一生懸命で儚げでおっとりしていて。こんな子いる?ってくらい愛らしいのです。ふふふ
彼がイオニアの記憶を辿ったり、彼自身のアイデンティティを示したりと、レオリーノがグラヴィスと出会うまでで1巻分です。冒頭のシーンはおあずけ。
2巻ではレオリーノが王都へ出て2人の距離が近づくところから始まります。
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王都で成年の会(18歳になった貴族を祝う会)に出席したレオリーノ。なるべく下を向いて他人に姿を見られないようにしなさい、と過保護な家族から注意を受ける。
しかし晩餐会ともなるとそうも言っていられない。あまりに目立つ面立ちでたちまち男たちに囲まれてしまう。ある男に言い寄られて危ないところをグラヴィスに助けられる。
懐かしい目の色に惹かれるグラヴィスだが、“瞳”意外に彼の面影や“しるし“は見つからない。イオニアを亡くし孤独な心に飛び込んできたこの青年…彼自身を見なくてはいけない、面影を追ってはいけない。そして今度は「守りたい」。
しかしレオリーノは「守られる」だけは嫌。イオニアの記憶はあるけれど自分自身を見てほしい。そして何より弱い自分を恥じる。
「弱い」ことは悪いことではない、受け入れて甘えればいい。と言ったグラヴィスのセリフ、かっこいい!強いからこそ言える言葉かもしれないけれど誰しも弱い部分はあるし、レオリーノ自信心は強いのです。健気で愛らしく応援したくなります。
やっと心が通じそう、と思ったら聞かなくていいところ“だけ”聞いちゃうしー。いつまで両片思いが続くのー??て悶えます。。。ふーーーーー
そしてやっときたえちシーン。分量がも〜〜すっごいです。グラヴィスの優しさも伝わってくるいい場面♡レオリーノの告白シーンも素敵でした✨
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ーイオニアの記憶を頼りに黒幕の捜索を心に誓い、王都で逞しく生きていくレオリーノーという3巻になるのでしょうか?
強くなったレオリーノを見たい!です。
3巻、番外編、外伝、と続きます。ちなみにJ庭で小冊子を購入しているので!!まだまだ楽しみは続きます。
年末年始を挟むため、読書もしばし休憩・・・では、また。
グラヴィス殿下、かっこいい〜❤️