45歳からの腐”活動

主にBL本の読書感想を書いています。たまにソロ活も。

交渉人シリーズ1・2(榎田尤利)

こんにちは。八櫻🐰です。本日はこちら。

交渉人は黙らない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS)

交渉人は黙らない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS)

交渉人は疑わない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS)

交渉人は疑わない 【イラスト付】 交渉人シリーズ (SHY NOVELS)

どんな小さなトラブルでも、当人にとっては大きな問題であり、心痛の糧となるのだ。(〜疑わない〜より)

 

榎田先生の作品を読んでみたい!とずっと思っていました。まだBL作品に出会えていなかった頃、唯一交渉人シリーズがヒットしました。それから数年…やっとやっと読めました!

 

芽吹章(32)… 元検事、元弁護士、現在交渉人。彼女なし。

兵頭寿悦(31)… 暴力団周防組若頭。同性愛者。

2人の出会いは高校時代。兵頭は同級生の馬場が芽吹先輩を狙っているとわかり、守るために好きでもない馬場とつるんでいた。

何も知らない芽吹はガラの悪い2人が好きにはなれず、ただの後輩として遠巻きにみていた。

時は過ぎ大人になり。。。芽吹が交渉人としてオフィスを構えたのが周防組の息のかかった場所だった。

ずっとずっと好きで、諦めようとしたのに、目の前に現れた”先輩”。「俺のオンナになってください」

芽吹は暴力団が大嫌い!兵頭は嫌いじゃないけれど…こんな複雑な心境の中、2人の関係は深くなっていく。

 

『黙らない〜』は主に高校での出会いや、芽吹が検事も弁護士もやめて交渉人になった経緯、高校の時馬場と名乗っていた男が鵜沢と名を変え、鵜沢組(周防とは親分同士が兄弟)のナンバー2で無茶苦茶な行動をしていること➡︎これが兵頭が芽吹の前に現れた大きな理由。

交渉人として兵頭から依頼を受け、時には親分の家にまで上がり込み危険な仕事もこなす芽吹。先輩を守るために行動する兵頭。とっても男気のあるお話でした。

 

『疑わない〜』は”依頼人を信じる”これにつきます。相手が今までどんな行いをしていても、変わろうとしている人間を信じ見捨てない。最後まで守ってみせる心意気はぐっときます。

 

冒頭にあるように、人はそれぞれに複雑で様々な悩みを抱えています。「あなたにはこの気持ちわからないよね」という発言は慎むべきだなーと思いました。

相手からこのセリフを言われたら、、、どう対処しよう、、、何を言われても相手の問題と割り切って笑顔でやり過ごす、わたしの夢です。

 

はてさて、このシリーズはあと7冊出ているようです。アーーーすぐにでも読みたい☆でもでも、割引時期にどっど〜んと買おうと考えています。読んでいない本が山積みなので、そちらから楽しもう。電子書籍はかさばらなく良いですが、そのぶんどれだけ持っているかもわかりづらいですよね。購入するはいいけどまだ読んでいない小説、30冊ほど😯あ、中には読んだら終わっちゃうから読めないーってのもありますです。

 

今週は図書館でも榎田先生の本を借りているので、楽しみが止まりません。ちなみに交渉人シリーズは図書館には置いていないようです。BLは内容にもよるのかな?2000年前後など古い作品は所蔵しているようですが、種類が豊富じゃないのでやっぱりいつでも読める電子書籍は手放せません。

 

本の感想から逸れてしまいましたね汗。次回の交渉人まで…またいつか。