こんにちは。八櫻🐰です。今日の読書本は『美しい彼2巻』です。
憎らしい彼 美しい彼2【SS付き電子限定版】 (キャラ文庫)
平良と清居は大学生になった。平良はカメラ、清居は学生と俳優の二足の草鞋を履いている。
清居は、平良がカメラの才能を認められるのを喜ぶ反面、自分を撮ってもらうなら平良がいいし「プロになって清居を撮りたい」と言って欲しい。しかし平良は自分のような人間が踏み込むのは図々しい、と決めている。
清居が落ち込んでいるときにどうしたの?とも聞いてくれない平良に、別れようとまで思い詰める。
相手を思いやる方向が違うと、こんなにすれ違うものなの!と衝撃でした。100%分かり合える相手はいないと頭ではわかっているけれど、その中でも自分はパートナーとなんだかんだでうまくいっているのはありがたいことなんだ、と改めて感謝です。
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ある事件をきっかけに2人の心の距離が縮まるが、それでもなお素直になれない清居と、自分の世界の中で完結して相手が何を求めているかに至らない平良。
清→甘えたいし心配してほしい側にいてほしい。リアルな愛情が欲しい。でも言えない。
平→勝手に気持ちを推し量るのは、キングを自分の目線まで下げること。
こんな2人の距離が縮まっていくのにきゅんですが、いや〜まだだいぶ開きがあるから、これからどうなるんだろって気になります。
凪良さんの文章はスッと入ってきて一気に読んでしまいました⭐️
”ニュースタイルの関白宣言”など思わずブフフっと笑ってしまう場面も多くてどんどん読み進めていました。
3巻『悩ましい彼』も楽しみです。